昨日は、選挙結果に落ち込む気分を振り払うようにして、いつもよりたくさん喋り、たくさん笑ってよく働いた。 雪をかぶった畑は、いつもとは様変わりしていて、空気は澄んで、息を吸い込むとせいせいとした。 昨日は仕事があってありがたかった。 同僚と雑談…
朝起きたら庭が真っ白、雪景色だった。 何年かぶりにまとまった雪が降ったのが、選挙の当日になるとは。 天気予報を見たら、沖縄以外日本列島全部に雪だるまのマークがついていた。 さっき、もこもこに着込んで、パウダースノーの雪が降る中を投票に行ってき…
昨日、久しぶりの哲学対話。 対話会であったことはよそで話すことはできないから、会えて良かった、この時期にやれて良かった、とのみ置いておく。 対話会をすると、どんなにいい時間を過ごしても、ほぼ必ず、あとでわけもなくぐーっと沈み込んだり、いたた…
2015年ドイツ/原題:Er ist wieder da/監督:デヴィッド・ベンド/116分 末っ子に続いて、夫氏も寝込んでしまった。私の予定は全キャンセル。 1/30から2/12まで、YouTubeで全編無料公開されているので、合間に見た。 軽いコメディタッチがベースの作品で、…
土曜の夜、末っ子が突然、夕飯に食べたものをマーライオンみたいにだばーーっと勢いよく吐いた。 リビングの座布団も、子どものお気に入りのサメの大きなぬいぐるみも、床も、あらゆるものがゲロまみれになった。 それまでの穏やかな空間は一変して、大騒ぎ…
療育での面談に続いて先週は、末っ子の通う保育園での支援ミーティングがあった。 半年前、末っ子の観察支援のために外部の療育の専門家が定期的に入ることを、保育園の先生たちはそれほど歓迎していなかったと思う。 けれど、半年ぶりに三者が顔を合わせた…
今回、「Black Box Diaries」を巡ってさまざまな意見が飛び交う中で、いわゆる「リベラル」の論客やジャーナリストの少ない人たちが、伊藤さんに対して辛辣な意見表明をしているさまを、なんとも言えない気持ちで見ていた。 昨年、印象に残った本のひとつが…
2024年アメリカ・イギリス・日本合作/原題:Black Box Diaries/監督:伊藤詩織/102分/2025年12月12日〜日本公開 この世界において「若い女性」とは、一体どんな存在なのか。 この作品は、その本質をはげしい痛みをもって浮き彫りにしている。 程度の差は…
この半年、土曜日の午前中は、末っ子の療育の親子クラスに通うのが我が家のルーティーンになっている。 親の参加は、夫婦で週ごとの交代制にしている。 昨日は私の番だったが、今回も濃い時間だったなあ。 末っ子自身も土曜日を楽しみにしてるし、親の私たち…
人は、弱い生き物だから、漠然とした不安を抱えたまま立っていることは、なかなかできない。 どうにかして手っ取り早く不安でなくなろうとして、じたばたともがく。 それは生き物として、仕方のないことなんだろうと思う。 多くの人たちは今、本人の自覚より…
今朝、LINEをチェックすると、普段は日々の農作業に関するやりとりが流れているだけの職場のグループLINEに、オーナーからいつもと違う色合いの長文が送られてきていた。 それは、ある署名への協力を要請する文章だった。 働いている農園の近くにモスクの建…
上映会の翌日、色々思いを語りたいだろうな、と思い、腰を据えて娘氏の話を聞く時間があった。 色んな話があった中のほんの一部だけど、彼女が今感じている素直な思いを、ほぼそのままに置いておく。 +++++++++++++++++++++++++++++++++++ これほど自分なり…
本番当日はぎりぎりまで粘って、予定から30分遅れの10時半頃に会場入りした。 当然、MAなぞ全然やっていないので、会場のスピーカーで音出ししながら整音作業をやり、最終の書出しを始めたのが上映会の開始30分前というぎりぎりぶりであった。 親の私たちは…
気もそぞろで、夜半に目が覚めて寝付けなくなってしまった。 今日の午後、娘氏が撮影、編集したドキュメンタリー作品の上映会がある。 でも、朝5時の時点でまだ完成はしていない。 オーノー。 とりあえず温かいはちみつ紅茶と、ミルクキャンディーを差し入れ…
慌ただしい12月を、なるべく近しい人たちに思いを馳せつつ、なんとかかんとか目の前のやれることをして過ごして、なだれこむようにして2026年の世界に入った。 あけましておめでとうございます。 みな、生きてるだけで十分よく頑張っているのだから、できる…
2025年アメリカ/原題:Eddington/監督:アリ・アスター/148分/2025年12月12日〜日本公開 2025年を締めくくるのは、アリ・アスターの新作。 万人受けする作家ではないのだろうけれど、やっぱりアリ・アスターは私には感覚的にすごくしっくりくる。 彼の描…
夕方から極寒の町へ出て、忘年会へ行ってきた。 たまに集まっては、お互い色々ありつつもそれなりにつつがなく生きられていることを冗談めかして讃え合うような、長い付き合いの仲間。 私にとっては、定点観測のような集まりだなと思っている。 5歳児がいる…
2025年アメリカ/原題:Jay Kelly/監督:ノア・バームバック/131分/2025年11月21日〜劇場公開、同12月5日〜Netflix配信 依存症研究者で精神科医であるガボール・マテは、トラウマについて、次のように指摘をしている。 (トラウマ:心に深く残るつらい体…
2025年も、最後のひと月に入った。 夏の終わりからの落ち込みは、最近はだいぶ上向きになり、人と話すのがわりと苦でなくスムースにできている。 ちょっとしたことにも感謝の思いが自然に湧いてきて、おだやかな気持ちのこのところ。 自分自身がスムースだと…
2025年イタリア・アメリカ/原題:After the Hunt/監督:ルカ・グァダニーノ/139分/2025年11月20日〜Amazon Prime配信 2025年に見た中で、最も好きな作品のひとつになった。 人間の業と人間の複雑さに迫っていて、あらゆる箇所にサインが散りばめられて、…
先日、G20会合に向かう高市氏の個人アカウントのツイートを見て、自分の目を疑った。 クリーニングから戻ってきた服の中から、「安物に見えない服」「なめられない服」を選ぶことに数時間を費やしました。 (中略)外交交渉でマウント取れる服、無理をしてで…
2025年/監督:土井裕泰/117分/2025年11月14日〜 歳を取るって、どうしたってせつないことだ。 身体のどこかしらに痛みや不具合を抱え、命をおびやかす病気の予兆に時折怯えつつ、それも仕方ないことと受け止めやり過ごしながら、よれよれと日々を生きてい…
週末は、家族に末っ子の世話をお願いして、クラフト市のマルシェで一日野菜を売っていた。 昨朝起きた時は冷たい雨が降っていて、どうなることかと思ったけれど、日中はお天気雨がぱらぱらと時折降るくらいで済んだ。 雨上がりの清涼な空気の中、雨露に濡れ…
2024年アメリカ/原題:A real pain/監督・脚本:ジェシー・アイゼンバーグ/90分 今のハリウッドではなかなか見られなくなってしまった、地味だけど心の機微を丁寧に描いたロードムービー。 ポーランドが舞台になっていることもあり、全編を通してサウンド…
高市首相の支持率が80%超えと聞いてがっくりしているこのところ。 個人的には、トランプ来日の際の横須賀基地でのはしゃいだ高市氏の姿は、あまりの異様さといたたまれなさに正視ができなかった。 外交というよりは、まるで接待のようだった。 トランプに対…
しばらく前、友だちと一緒に過ごしている時に、私が共通の知人Yさんについて何気なく話題を振ったら、すごく複雑な表情になり、実は数ヶ月前、Yさんから絶縁されてしまったと聞かされて、おどろくということがあった。 Yさんは、成功されている本業とは別に…
冷たい雨が降る週末。 短かった秋は雨と共に去り、一気に冬の装備で過ごす日々になりそう。 きっと、気がついたら年末年始なんだろうな。 私は相変わらず低め安定で、基本はずっとどこかもの悲しくて虚しい、生きるってさみしいことだなあと思いながらのぼっ…
2025年アメリカ/原題:One battle after another/監督:ポール・トーマス・アンダーソン/165分/2025年10月3日〜日本公開 とっても楽しみに待ち焦がれていたPTAの新作。 結果、「マグノリア」はやっぱり不動の1位のままだけれど、でも本作も相当好き。 王…
続きを書こうと思ったけれど、この1週間の政治のどたばたの中で、石破総理の戦後80年所感は、ああそんなこともあったねというかんじで、あっという間に置き去りになった感。 あらゆる出来事のなんという消費の速さだろう。 とてもキャッチアップしきれるもの…
久しぶりに、政治のことをちっぽけな自分の言葉で書こうと思う。 夫婦で以前はよく政治の話をしたものだけど、夫氏はもうすっかり政治的なことに思考のリソースを割くことをやめてしまった。 誰が総理大臣になったとしても、この国が自分たちのことを自分た…