2024-01-01から1年間の記事一覧
半月農園で働くことができなかったが、ようやく畑での仕事が再開した。 青空の下で葉物野菜の収穫をして、大声でお喋りしながら(同僚が難聴の方なので)野菜のパック詰めをひたすらに。 ずっと咳をし続けていたせいで、喉が枯れて声があまり出ないし、本当…
この一週間あまり、インフルエンザで曜日も時間も分からないようなカオスな日々を過ごしていた。 おとといあたりからやっと咳込まずに夜の間眠れるようになって、ようやく病気のサイクルから抜けられた感。 とはいえ、家族みんなが順番に体調を崩しているの…
訃報が報じられてから、谷川俊太郎さんの詩がSNSからいくつも流れてくる。 今月の初めにはクインシー・ジョーンズも亡くなった。 存在が世界の良心の一部であるかのような、大木のような人たちが去っていくことに、何とも言えない淋しさを感じる。 私は普段…
2024年/監督:荻上直子/117分 落書きが突然アート作品としてバズって、嵐のような毀誉褒貶に巻き込まれる男の話。 今の世界では、誰かが絶え間なく「これには価値がある」「これは無価値」というジャッシを繰り返している。 誰よりも権威のある誰か、誰よ…
外遊びができないほどの暑さのために、夏のあいだ会っていなかった友達ファミリーと、近所の森に行ってきた。 自然のままの森に溶け込むようにして、ツリーハウスやアスレチックの吊り橋がある素敵な場所。 ハイジのオープニングみたいな大木に吊るされた長…
末っ子が発達診断を受けるにあたって、市の子育て講座を半強制で受けることになり、今、第二回が終わったところ。 隔週で2時間の講座がなんと5回。私は相当しぶしぶであった。 だって「子どもを怒鳴ってはいけません」とか、それができれば苦労せんわいとい…
しばらく前にどうやら鬱抜けしたみたいだって思っていたのだが、家庭内のもやもやが少し晴れただけで、結局心の中は曇り空みたいな日々を暮らしている。 若い頃はとにかく気分が短期間に乱高下して、それはそれでしんどかったのだが、歳を取ってくると、低調…
2024年アメリカ/原題:Will & Harper/監督:ジョシュ・グリーンバウム/114分/2024年9月27日〜Netflix配信 今年61歳になる長年の親友が、コロナ禍でしばらく会えない間に手紙をよこした。 そこには「男として生きるのをやめた。これから自分は女として生…
2024年アメリカ/原題:Civil War/監督:アレックス・ガーランド/106分/2024年10月4日〜日本公開 「もし今アメリカが2つに分断され、内戦が起きたら」というコピーの印象から、今のアメリカの分断がどこまでも深まっていき、ついに内戦に発展する、という…
選挙の投票日、明日。 メディアで自民党公明が苦戦、過半割れの可能性と報じている。 涙ながらに「助けてください」と叫ぶ自民党政治家は、では貧困や不遇や災害で困窮する多くの人々を、助けてきただろうか? この20年余り、とりわけ第二次安倍政権後に私た…
2024年/監督:大根仁/各54分、7エピソード うっかり見だした「地面師たち」、毎晩夜更かしして一気見してしまった。 グロくてやだなーって思う部分もあったけど、バイオレンス・クライムもののわりに嫌な気分にそれほどならずに見られたのは、大根監督らし…
半月ほど前に献本されたこの本を、選挙中というタイミングもあって、ここ数日ぱらぱらと読み進めている。 哲学者の永井玲衣さんからのお誘いを受けて、娘氏が7章の「選挙をめぐる哲学対話」に参加している。 収録時はまだ選挙権のない17歳だった。 今回は彼…
すっかり日が短くなって、朝晩も涼しくなった。 今朝はミストのような細かい霧雨が降っている。 傘を差さずに自転車で走り抜けると気持ちがいい。 この2ヶ月間ほど、表面的にはいつも通りの毎日がのたりのたりと続いているようで、精神的にはしんどい日々だ…
2024年/監督・脚本:押山清高/58分/2024年6月28日〜 ロングランになっているこの作品を、ようやく見た。 あっぶなかったー、これを見逃すところだったとは。 たった58分とは全く思えないほど、濃密で至福の時間だった。 冒頭から心奪われ、最後まで逸らさ…
朝食の時に認知症の義父の話になった。 今のお父さんは、掃除、洗濯、入浴はもちろん、歯磨きもお湯を沸かすことも、電子レンジでチンすることも、もう難しい。 生活にまつわる動作がほぼできない状態で、周囲に店がほとんどない山上の一軒家で一人暮らしを…
2024年アメリカ・イギリス合作/原題:Kinds of Kindness/監督:ヨルゴス・ランティモス/165分/2024年9月27日〜日本公開 ヨルゴス・ランティモスらしい異様さや不条理、気まずいユーモアに満ちた作品。 ただ、難解なのかと言われたら、そうではないと私は…
2023年フィンランド・ドイツ合作/原題:Kuolleet lehdet/監督:アキ・カウリスマキ/81分 「虎に翼」の半年間が晴れやかに終わったなあ、と思いながらのカウリスマキ。 安定のカウリスマキ節。 なんの新しいこともない。それがいい。 無表情で棒読みの名も…
2024年/監督:奥山大史/90分/公開2024年9月13日〜 近年見た映画のどの作品ともこの作品は違う味わいを残した。 普段心の奥深くに注意深くしまい込まれているとても脆弱で柔らかな部分に、この映画はそっと遠慮がちに触れてくる。 深々とした溜め息が出て…
傍らで眠る末っ子がむずがって、しばらく不快そうな声を出しながらベッドの上をごろごろとのたうち回りはじめた。 さすったり、扇風機の風を当てたり、声をかけたりしてなだめていたら、末っ子はほどなく眠ったが、自分が眠れなくなった。 ベッドサイドのラ…
コロナワクチンのことに限らず、今あるさまざまな社会問題については、あまりに情報が錯綜していて、不安や恐怖を煽るような言説も少なくなく、私はたびたび情報の海で溺れそうになってしまう。 誰にも否定しようがない声高な正論みたいなものにも、正直なと…
衆議院議員 阿部知子氏: 私は元々小児科医。ワクチン禍はこれまでに何度も経験してきた。 従来はワクチンによる深刻な被害が1、2例起きた時点でまず一旦中止、検証されてきたと思う。 新型コロナワクチンは、現在死者が2204名にのぼっても、いっさい見直さ…
《 東京理科大学 新田剛教授(免疫学基礎研究者)のレクチャー 要約 》 【ワクチン とは何か?】 接種に値するワクチンの条件 [JANES WAYS免疫生物学(免疫生物学の最も有名な教科書)1997年第1版より] ①ワクチンが病気や死を引き起こすものであってはなら…
《 東京理科大学 堀内有加里氏(薬学博士)によるレクチャー 要約 》 【10月から使われる予定の新型コロナワクチン】 全てオミクロン株J.N.1系統のワクチン ①組み替えタンパクワクチン 270万回供給 武田薬品 ②mRNAワクチン 2527万回供給 ファイザー、モデル…
書き起こし続き(抜粋) 遺族:1908名が亡くなっているのはご存知ですよね。それでもいまだ接種を中止しない理由はなんでしょうか。 厚労省健康局官僚:まずその、実際ワクチン打たれて亡くなられている方という観点については私共も報告があるものにつきま…
2022/11/25に行われた、コロナワクチン被害を考える超党派議員連盟による会見が行われた。 これまでほとんど報道されてこなかった事実や隠蔽されてきた真実の数々。 被害者遺族や一部の医療従事者は怒りの声をあげ、列席していた厚労省の官僚たちはうなだれ…
久々に、コロナワクチンのこと。 しばらく前に実家の母と電話していて、何気に秋からコロナワクチンの接種が始まるらしいけど、どうするん?と聞くと、 「通知が来たらとりあえず打っとこう思うわ〜。高齢者やし」とあっさりと返された。 これまで何度か、自…
こないだ元不登校の当事者に話を聞くテレビドキュメンタリーを家族で見ていたら、ある女の子がこんなことを話していた。 「学校なんて行かなくても全然大丈夫だよ」っていう人、多いじゃん。 そんなことなくね?って思ってたから。 高校を卒業する年齢になっ…
ひえーもう金曜日。 今週は普段の動きにはないイレギュラーなことが続いて、今の自分を客観視して落ち込んだり、身体的な懸念がどうやら晴れてほっとしたり、何かと気持ちがかき乱される一週間だった。 まだ老人ではないとはいえ、これから自分にできること…
先日、友達からスピリチュアル心理学をベースにしたこんなワークショップをやりたいと思っているんだけど、どう思う?と相談を受けた。 それは、自分のこれまでの人生をさかのぼって、自分の魂がやるべきことを見出すためのワークをグループセッション方式で…
昨夜は、辻堂海岸で焚き火を囲んでの対話会だった。 今年の夏はいつもにまして猛暑だし、海岸へのアクセスが悪いこともあって、近隣の旧友の集いみたいになったのだが、思いがけなく小田原から密かに憧れている人の飛び入り参加があって気分があがった。 時…