みずうみ2023

暮らしの中で出会った言葉や考えの記録

book

村上さんの新刊を買う

今朝は強い雨音で目が覚めた。 終日雨予報だから、末っ子を運動させるために車で近所のモールへ。 本屋さんの正面に村上春樹の新作「街とその不確かな壁」がだーっと平積みしてあった。 村上春樹著/新潮社/2023年 厚いシュリンクをしてある一冊を手に取り…

「麻薬と人間」

ヨハン・ハリ著/作品社/2021年 「麻薬と人間」読了。 スマホを手にして以来、読書体力がすっかり落ちてしまった自分にはもうこんな分厚い本は読み通せないかも、と思いつつ手に取ったが、あまりにすごい内容で、昼間は前日に読んだ部分をつらつら考え、早…

エゴの取り扱い

まだまだ「イニシェリン島の精霊」のことを何かっちゅうと考えては話している。 やはり私はパードリック+ドミニク味が強めで、夫氏はコルム味が強めなんだろうなあと話していて感じる。 夫婦間には永遠のすれ違いが横たわっている。 なんとかやれるところま…

「ネット右翼になった父」

鈴木大介著/講談社/2023年 「脳が壊れた」や「発達系女子とモラハラ男」の鈴木大介さんの新作。 今回も鈴木さんでしかない一冊だと思った。 それは、鈴木さんは何を書いても、犯人探しに終わるのではなくて、結局自分自身を省みることに行き着く、「Man In…

スマホ/ネット依存からどう離れるか

「疲れたー、落ち込んだー、って一回止まると、そこからもう一度やる気を出してえいやって起き上がるのが一番難しい」と、娘氏が言う。 「部活のシャトルランで、がーっと走って一旦止まったら最後、もう二度と気力が湧いてこなくて走り出せないみたいな」 …