みずうみ2023

暮らしの中で出会った言葉や考えの記録

レプリコンワクチンのこと③(コロナワクチンの問題点、専門家の責任)

《 東京理科大学 新田剛教授(免疫学基礎研究者)のレクチャー 要約 》

 

ワクチン とは何か?

接種に値するワクチンの条件 [JANES WAYS免疫生物学(免疫生物学の最も有名な教科書)1997年第1版より]

①ワクチンが病気や死を引き起こすものであってはならない

②発病予防効果

③感染予防効果 数年間は持続する

④抗体をつくる

⑤実際の運用(低価格、品質の安定性、投与が簡便、副作用が少ない)

 

①は大前提。その上で②と③によって、集団免疫が可能になる。

 

これまでの通常のワクチンは、ワクチン接種することで感染者が減り、ポリオや麻疹といったいくつかの感染症は国内では根絶された。

 

ところがコロナワクチンは、接種回数を重ねるごとに、感染者数が増えている。

動画中のスクリーンショット

 

そもそも、接種するほどに感染者や死者が増えるものをワクチンとは呼ばない。

このような前例はないし、こんなワクチンを「成功したワクチン」と呼んだ例は一つもない。

私がコロナワクチン に反対する理由は単純です。

これはワクチンではないから。

 

コロナワクチンによって35万人の命が救われたという説は本当か

京都大学西浦教授は、新型コロナワクチンがなければ死者はもっと増えていたと主張する。

数理モデルによって35万人の命がワクチンによって救われた、と。

ところが、論文の根拠となるソースコードやパラメータは非公開で、他の研究者が検証したり再現したりすることができない。

西浦教授に複数の研究者がデータの提供を依頼しても、メールの返信すらない。

私たち研究者は、研究不正の疑いすらあると考えている。

 

ワクチンによって根絶できる病気とできない病気がある

ワクチンは、人間の免疫系を利用して、人為的に病原体を身体に注入することで免疫抗体をつくるものなので、

天然痘のような病気と違って、

①ヒト以外にも感染し、

②感染者が無症状の場合があり、

③病原体が変異しやすい

こうした病気は、自然界から根絶やコントロールすることは不可能であり、そのための犠牲を払う意義はない。

自然感染で免疫がつきにくい病原体にはワクチンをする意味がない。

 

コロナ禍にメディアに登場した「専門家」や「政治家」の責任について

コロナ禍中、メディアで「専門家」や「政治家」は、コロナワクチンに対して盛んにこのような発言を繰り返していた。

・コロナワクチン の有効率は95%である

・感染予防、発症予防、重症化予防 3本の矢

・変異ウイルスにも対応している

・大多数が接種することで社会全体で感染が減る

・2回の接種で効果は10年続く

・一生免疫がつく可能性もある

・副反応は数日で必ず治る

・2億人打って死者はゼロ

これらは今では全て嘘であることが分かっている。

 

私を含め、コロナ禍当時からこの内容に疑問を呈し、警鐘を鳴らす専門家はいた。

コロナ禍当時からこのような内容を発信してきた。

・有効率95%というのは本当か?

・原理的に感染予防は難しいのではないか

・変異ウイルスには対応できるのか?

・集団免疫はおそらく無理

・効果は短期間に低下するだろう

・ワクチンを打ったことでむしろ感染力を高めてしまうこともありうる

・副作用で長期間苦しんでいる人が多数出ている

健康被害は大きく、政府の対応は鈍い

しかしメディアはほとんど全く取り上げなかった。

 

彼らは発言の責任を取ったのだろうか?

確認すると、「あの時は仕方なかった」「後出しジャンケンは良くない」と言い訳をしたり、昔の記事や動画を削除して逃げていたり、もっともひどいのは、ワクチンの健康被害者を誹謗中傷している人までいる。

 

研究者や専門家と言われる人たちが、根拠や論理性に欠けた持論をゴールポストを動かしながら煽るように発信している。

このような人々が、不安や怒り、分断を深めていると思う。

この結果、医療や医学に対する一般人の信用は著しく低下し、反動として極論や、陰謀論、カルト宗教やインチキ商法が横行する状況が生まれてしまった。

 

レプリコンワクチンについての正しい知識を

レプリコンワクチンについて、現在このような認識が世間に広まっている

RNAが無限増殖し、スパイスタンパクも無限に生成される

②増幅したRNAがエクソソーム(細胞外小胞)に包まれて放出されて、他者へ感染する

③レプリコンワクチンは人から人へ感染する。スパイスタンパクの毒性によって人が死ぬ

しかしこれは、間違った認識である。

 

レプリコンワクチンのリスクとは、

①レプリコンは接種後人体内でRNAを自己増殖させることができる。そのため自然免疫がより強く活性化する

RNAが増えるので、当然合成されるスパイスタンパクも大量に増える。大量のスパイスタンパクの毒性による健康被害が予想される

③従来のmRNAワクチンよりも強い免疫反応が起こり、副作用が強く出る

④ワクチンの原理はmRNAワクチンと同じ。感染予防効果はなく、変異ウイルスの蔓延をもたらす

結局、mRNAワクチンと同じ原理で、その性質を強化したワクチンがレプリコン。

mRNAワクチン同じ弱点と問題点を持ち、より大きな副作用被害が考えられる。

 

そもそもコロナワクチンでコロナウイルスに対抗するという戦略が有効でない。

レプリコンワクチンを使ったところで、同じことの繰り返し。

つまり効果がなく、多くの健康被害を生むだけだと考える。

 

体内でのスパイクタンパクの無限増殖、人から人への感染は考えにくい

レプリコンワクチン自体がウイルス化するか?

私はこれには懐疑的。

ウイルスと同じ機能を持つエクソソームが作られるわけではないという考え。

ウイルスの塩基配列の構成物質のひとつ「キャプシド」が欠けたエクソソームは、感染力が1000分の1に低下し、動物実験でも非感染だったという論文が2019年に既に出ている。

 

海外の動物実験の結果なども含めて、結論として、レプリコンワクチン はRNAもスパイスタンパクも無限増殖はしないし、人から人へ感染することも考えにくい