◆三連休最後の日。コロナをまだ引きずっているけれど、だんだんと気力が日常モードに戻ってきた。
今回の病気の嵐では、近所に住む友達が何度もご飯を差し入れてくれたのが嬉しい思い出。
感染ると悪いから会わないほうがいいよ、と断ったのに、寒い中わざわざ届けにきてくれて、室外機の上にそっと置いといてくれた。
自分のような粗雑で徳の低い人間に、こんなに親切にしてくれる人がいることは、不思議なような、申し訳ないような気持ち。
どうあってもお返しなんてできないんだけど、いつも優しさをもらったことを忘れない。
◆明日の朝、末っ子を保育園に送り込んだら、ようやく1月が始まるという感じ。うー待ち遠しい。
明後日は今年初の不登校の会。
今年は、どこであれ誰かと対峙する場では、黙ってしっかり人の話に耳を傾ける一年にしようと思っている。
意見や分析や判断は極力なしでいく。
聞いてほしい人は本当にいっぱい、いっぱいいる。
誰もが聞いてもらえてないフラストレーションを抱えている。
人の話を聞く、そのために時間を割くことのできる人は、相対的に少なすぎると思う。
だから、私は自分の意見はここに書く、あとは家族に話すくらいにして、リアル世界では主に聴く側に回ろうと思う。
◆希望を感じたニュース。大阪府知事選に辰巳孝太郎さんが出馬して「大阪の子供達の未来にカジノはいりません」と言ったこと。
米下院トップのハキーム・ジェフリーズが毅然と民主主義を語ったこと。最高裁判事のクラレンス・トーマスに、あなたはなぜ法の下の自由と平等を憎むのか?とまっすぐに訊いたこと。
日頃、公の場所で語る人々の訳知り顔の言葉や、責任を回避する言葉があまりにもゲスいので、皆心が折れそうになっている。
だから、公の場所でdecencyを示す人たちの存在が、今とても大切なものになっていると思う。