みずうみ2023

暮らしの中で出会った言葉や考えの記録

慌ただしい

先週から新しいサイクルに入り、急に忙しくなっている。

久しぶりにゆったりした気持ちでPCの前に座っている雨の月曜日だ。

 

新たな人たちと関わるようになったり、知人との深く真摯なやり取りがあったり、親族が亡くなったり。

その上、末っ子は春野菜の苗みたいに、ちょっと目を離した隙に、体もできることもぐんぐん力強く変化してゆく。

あまりの早さに心が追いつかない。

もうちょっとゆっくり育ってほしい、もったいない。

良い本や映画やドラマとの出会いも多いこのところ。

とにかく考えることが多くて忙しい。

とりあえず全部散らかった引き出しにまとめて放り込んで次へ行く、みたいな場当たり的なことになっている。

 

自分にとっては春は浮き足立つ、苦手な季節。

気持ちの浮き沈みに振り回されるのも、ある程度織り込み済みではある。

それでも、落ち着かなきゃ、落ち着いてこう、と念じるほどに、かえって焦って何から手をつければいいか分からないあまり、いたずらに隙間を埋めるようなことばかりしている自分が嫌になる。

優先順位がうまくつけられないから、楽に受け身でいられるものに安易に手を伸ばす。

結局、本当に取り組むべきことはほとんど何も進んでいなかったりする。

 

それにしても、どうして私はこんなに余白が怖いんだろう?

ぼーっとしたり、リラックスしたりすることが本当に苦手だ。

わざわざどこかに出かけて行って、他に何もできない遮断された状態に身を置いて初めて「休む」ことができる。

「ながら」をせず、ただ自分を甘やかしてあげるみたいなことがどうしてもできない。

今日みたいに、雨で、生理になっていると、動きを止めざるを得ないのでとても良い。

 

現代病って言われてしまえばそれまでなんだけれど。

落ち着かない気分を持て余して、とりとめのない独り言。

 

雨の日は研究しながら歩く

偽トーマス