みずうみ2023

暮らしの中で出会った言葉や考えの記録

寝不足の祝日の朝

もうどんどん春になるかと思ったら、少し曇って肌寒い。

久しぶりにホッカイロの袋を開けた朝。

 

午前中は、保育園仲間N家と川沿いの公園へ。

桜が満開になるのは来週くらいだろう。

 

夜中に何度も末っ子に起こされるので私は相変わらずの寝不足。

今朝も頭がずきんずきんと痛かった。

でも、いつも夫氏がここが痛い、何が辛い、これがしんどいと先んじて愚痴るので、私はほとんど何も言えない。

よれよれなんだろうし、年なんだろうし、仕方ないんだろうけれど、きついのはお互い様なので、自分のことを棚に上げて人を咎めるような態度はやめいと思う。

言っとくが私も全然優しくしてもらってはないからな。

色々言いたいことはあるが、子育て夫婦あるあるであることも承知なので、しょうがないね、と切り替える。

9時過ぎにはパパ友の「先に行って待ってるよー」のLINEにも背中を押され、えいやっと振り切るようにして自転車に飛び乗った。

行ってみれば子供たちは子犬みたいにじゃれあって可愛く、親たちもおしゃべりをしてるうちに随分気も紛れた。

気のおけない人と会うのは大事だなあ。

でも4月からは別の保育園。せっかく仲良くなれたのに寂しいねえ、と言い合う。

 

帰りに美味しいパン屋さんで、腹いせのように惜しみなくばんばんと籠に放り込み、山盛りのパンと帰途に着く。

腹いせで思い出したが、昔の友達に、夫さんが子育てを放り出して仲間付き合い優先でサーフトリップにしょっちゅう行ったり、浮気をしたりしているという人がいた。(この界隈のサーファー夫ではまあ聞くケースではある。)

彼女の家にお茶しに行くと、彼女が何か腹の立つことをされるたび秘密裏に買い集めた高価そうなジュエリーがじわじわと増えていくのだった。

今は疎遠になってもう色々忘れてしまったが、あのジュエリーは目に焼き付いている。

自分がジュエリーに興味もないがさつなタイプなだけに、その女っぽい意趣返しに胸がどきどきした。

私なんてあれに比べたらちょろいものだ。パンだもの。

 

同じ種類のパンを2つずつ買って帰ると、夫氏が温かい紅茶を入れてくれたので、ダイニングで向き合って一緒に食べた。

真ん中で末っ子がにっこにこでクリームパンを頬張っている、そのテンションの高低差www