みずうみ2023

暮らしの中で出会った言葉や考えの記録

明るくあることを選ぶ

結局、雨の中飲み会は決行されたのであった。

末っ子のお迎えの後、車で指定の広島風お好み焼き居酒屋へ。

予想通り話が尽きず、結局店が閉まるまで喋り続け、私が車で来てるのをいいことに駅前のファミレスに移動してまたもファミレスが閉店するまで喋り続け、やっとこお開きとなった。

 

長く会わない間に、5人中2人が死にそうな目に遭っていたことにもびっくりしたし(うち一人はコロナ感染)、年相応のいろいろなことがそれぞれに降りかかるさまにもしみじみした。

けれど、お互いの子供たちが皆健康でそれぞれの好きなことに向かって楽しそうにやっているのがとても嬉しかったし、何より友達の全然無理してない感じの朗らかさに、話にぎゃははは!と大笑いしながらも、内心じーんと胸を衝かれていた。

 

生きていると避け難くいろいろなことがある。

私たちに選べることは実はそれほど多くはない。

けれど、起こったことにどう向き合うか、その態度だけは自分で決められる。

 

相当なことがあったのに、あったからこそ、推し活などのやりたいことを悔いなくどんどんやり、明るくあることを自分で選んでいる。

そのきっぱりと、あっけらかんとした、地に足のついた姿勢。

ほんとうにみんなよくやってる。えらい、えらいなあ、と感服し、私も去年からぐじぐじ思い悩み、恨みに思っていた気持ちをそろそろ忘れて、いい加減前に進んでいかなくっちゃ、とやっと本当に思うことができた。

気晴らし以上のものをもらって、感謝しきれない気持ち。

 

真夜中に私の運転する車で一人ずつ送り届け、暗闇で手をぶんぶん振って別れる。

それだけ盛り上がってまだ話足りないのに、毎回一期一会で、また次までだいぶ間があく。

日頃から密に繋がろうとか誰も言わないところも好きだ。

また会う日まで、ご安全に。

 

 

昨年から定期的に関わらなくちゃいけない人に、たびたび自分のありようを否定されるということが続いて、自己否定のループに久々にうっかりはまり込んでしまっていた。

年をとって、それなりに太く、強くなったつもりでいたので、一皮向けば昔と同じ心細く自信なさげな自分がぽつねんと半泣きで立っているありさまに、我ながらがっくりもし。

 

これまで書きためてきた前のブログをクローズしたのは、「写真を含む子供の個人情報にはもっと警戒した方がいい」というもっともな指摘を受けたことが一番の理由だけど、自分のすべてがやたら恥ずかしくて耐えられない気分になってしまったから、ということもあり。

 

私は、ご指摘には感謝して素直に反省しつつ、確かに下らないだめ人間ではあるが、それでもそんな自分もできるだけハッピーに生きていたいから、あまりに自己肯定感が下がってしまう関係性からは距離を置き、自分の身を守ってこう、と思う。

ようやくそう明るく受け止められるようになった。

 

だからといって人を雑に、軽んじてもいいということにはならん。

そういうこと。

なんかすごい負け惜しみ感が漂ってる気がするが(苦笑)、私だけはいつも私の味方であるべきと思うし、娘氏も夫氏も、すごく真摯に私の側に立って、色んな大事な考えを伝えてくれた。

私は幸せ。

まじでそろそろさっぱり前向こう。