みずうみ2023

暮らしの中で出会った言葉や考えの記録

雪予報

昨日から明日は雪だと散々聞かされていたけれど、今もしとしとと雨が降っている。

しんとした家の中一人きりで、静けさを堪能している。

何度もおかわりできるよう、ポットいっぱいにアールグレイを作った。

 

今日は夕方から久しぶりの友達で集まる予定だった。この感じではどうも延期になるのかなあ。残念。

昨日LINEグループで相談しあい、「天気次第だね」「当日の様子見て決めましょう」って皆が書き込む中、「自分は雪でも会いたいよ!」と言うUちゃんの可愛さに思わず文字を見ながら笑顔になる。

彼女はいつでも強くて素直。コロナの長いブランクがあっても変わらない。きっと会った瞬間いきなり盛り上がり、別れる瞬間まで途切れることがないんだろう。

 

個性の強い面々で、皆見事にばらばらの価値観と人生で、話が何しろ面白いから、私はいつも興味津々で聞いている。

たまにしか会わないから、皆話したいことが溜まっていて、これだけは話したいとばかりにどんどん話す。

だから私はいつもあんまり話さないし、別にそれで構わない。

これだけ長い付き合いになってくると、定点観測みたいなもので、折々に彼女らが何を思い、何を選び、どう行動したかを聞けることが、なんか自分を励ましてくれるし、安心させてもくれる。

全員あまりに違うタイプなので、「私もー」という共感ベースで話が進むこともなく、どんなことも爆笑やびっくりに変換されるところも清々しい。

「もっとこうしたらいいのに」とかの余計なお世話が一切思いつかないところもいい。

 

私は、昨年の終わり頃から基本はずっと気持ちが落ち込み気味で、自分が嫌になる気持ちの中来ているので、久々にあの空気感の中でにやにやできるのかな〜と楽しみに、というかそこに小さな救いを求めるような気持ちでもいたので、拍子抜け。

でも、固い絆で結ばれているような間柄ではないが、今回の皆の熱意から見て、流れることはないであろう。

 

窓を開けると、いつもより一段寒い。

雪が滅多に降らない所に暮らしているから、雪だと言われるとやっぱりちょっと雪を楽しみにしてしまう。